商品開発ストーリー

【JAみなみ筑後】菜の花オイル

一番搾りをギュッ!
黄金色に輝く
無添加ピュアオイル

栽培からボトルデザインまで生産者の愛情が光る

稲刈り後の田んぼで菜の花を栽培し、景観の改善に役立てようと始まった、みやま市の菜の花プロジェクト。その取り組みから、さらに開花後の菜種を活用し商品化したのが「菜の花オイル」です。みやま産の菜種を100%使用した無添加オイルは、混じり気のない黄金色と香ばしさが魅力。「炒め物はもちろん、パンにつけたり、私は毎朝、サラダのドレッシングとして使っています」と山田さん。サラッとして使いやすく、生産者によって考案されたボトルデザインもおしゃれ。ギフトにもぴったりです。

循環型農業で育まれ、地域の努力が実った商品

菜の花は、地元の生産者4名によって計4ヘクタールの畑で栽培されています。10月に種を蒔き、3月に満開の花を咲かせた後、5月末に菜種を収穫。乾燥調整し、圧搾機にかけた一番搾りのオイルだけがフレッシュな状態で瓶詰めされます。隣町の大木町が推進するバイオガスによる液肥を利用するなど、環境や体にやさしい循環型農業の取り組みを積極的に行い、最多で年間8トンの製油を生産。活動が評価され、平成30年度福岡県6次化商品コンクール地域賞を受賞しました。

山田一昭さん

みやま市菜種生産組合会長。「菜の花オイル」の活動歴は7年。収穫後の畑で栽培するお米も食味が良いと評判です。