商品開発ストーリー

【JAにじ】肉味噌「筑水男児」「筑水おやじ」

高校生がレシピを開発!
地域農業を応援する
パンチを効かせた特産品

地元高校×養豚組合×JAのコラボ商品

「筑水男児」と「筑水おやじ」というユニークなネーミングの「肉味噌」は、JAにじの担当者による企画をもとに、久留米筑水高校・食品流通課の生徒たちが地域農業を応援する目的で、特産品の開発をコンセプトにレシピを作りました。着目したのは、うきは市吉井町の養豚農家が育てるブランド豚肉「みのういっーとん」。抗生剤を使わず飼育する良質な肉質が特長です。これに、6ヵ月寝かせて熟成させた筑水高校の麦みそ、玉ねぎ・ニンニク・生姜などの地元素材を使い、無添加にこだわりました。

生徒たちの思いを継いで、レシピはそのまま再現

「肉味噌」は、麦みそ・たまねぎ・しょうがの甘みに唐辛子のスパイシーさが引き立つ「筑水男児」と、「筑水男児」の4倍の量の唐辛子を使い、ニンニクを増量した辛口タイプ「筑水おやじ」の2種類。卒業した生徒たちの意思を継いで、現在はJAにじ加工グループが手づくりしています。ふくよかなコクと辛味を調和させるため、材料を炒め、じっくり煮立てながら味をなじませるのがコツです。引き継ぎの際には、高校生と一緒に調理と試食を行い、レシピを継承。また、女性部が学校へ出前授業に行ったり、女性部へ向けて、生徒が衛生管理や商品化についての講義をするなど、交流を深めました。

郷原裕司さん

JAにじ